［箱根駅伝6区のコース］市民ランナーが箱根駅伝の復路スタートから走ってみました

YouTubeでは6区の芦ノ湖スタート〜箱根湯本駅付近までの目線カメラによる動画をアップしています。

 

本記事は理学療法士（ランニングトレーナー）＆市民ランナーである管理人が投稿しています。

 

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毎年、年始恒例の箱根駅伝。

その復路スタートである6区は標高差800m以上を一気にかけおりる「山下り区間」と言われています。

その6区を実際に体験してきました！

 

芦ノ湖駐車場（スタート地点）

スタート地点には写真のように石碑があります。

毎年、ここから復路がスタートします。

 

 

 

最高到達点まで

スタート後、すぐに左折し道なりに進んでいきます。

1km前後進むと左側に恩賜箱根公園や芦ノ湖、富士山の風景を眺めながら平坦な道はほどほどに長い坂道を走ります。

 

大鳥居を通過するまではそこまでアップダウンも激しくありません。

 

箱根駅伝6区は山下りだけでなく序盤はむしろ上り坂がほとんどです。

実際に走ってみるとわかるのですが、序盤の約5kmだけでも上り坂が本当に多くて過酷なコースです。

 

※最高到達点

中央付近に見える看板（？）が目印です。

 

最高到達点を過ぎてからは一気に下り坂を駆け下りるわけですが、下り坂はいかにブレーキをかけずに走ることができるか、テクニックが求められます。

そしてある箱根ランナーは「度胸が大事」と言っていましたが、まさにその通りだと思いました。

下り坂でいままで体験したことのないようなスピード感で走っていく感覚は「脳」が危険と判断しているかのように無意識にブレーキをかけてしまいがちです。

 

芦の湯は復路スタート後、約5kmの通過ポイントです。

通過直後に短い上り坂がありますが、それを越えると一気に下り坂に入ります。

 

実はこの下り坂を利用して最高到達点をスタート地点にした単独10kmタイムトライアルをやってみたのですが、想像以上に下り坂で全力を出すことがむずかしく35分ほどかかりました。

 

終わった後は両足だけでなく肩や腕まで筋肉痛が出てしまいました。（日頃の練習不足や地力が足りないこともありますが）

 

 

5km〜17kmの間はほとんど下り坂ですが、短いながらも多少の平坦の道があります。

これがまた足に応えるのなんの・・・。

平坦な道がこんなにもキツイのかと思えるほど下り坂とギャップがあります。

 

 

どれくらいギャップがあるのかというと、それまでは下り坂で3分30秒/km前後で刻んでいたラップも平坦コースを含む1kmのラップは4分まで落ちてしまうほどです。

私自身は全く手を抜いたわけではなく、むしろペースアップしたつもりでしたが30秒以上ペースダウンです。

思わず時計を2度見・・・。

 

箱根湯本駅付近

 

箱根湯本駅の手前からは平坦なコースに変わります。

そこから小田原中継所までの約3kmは下り坂を終えたランナーが最後の力を振り絞り襷をつなぐために通過していきます。

 

 

今回は都合上、箱根湯本駅までの走行となりましたが「まだ残り3km・・・」と思わせるほどの身体の疲れがありました。

箱根ランナーたちは相当過酷な状況でも小田原中継所まで走り切るわけですが、やはり並大抵の忍耐力・走力でないことは確かです。

 

 

あらためて感じたことは「箱根ランナーはすごい！！！」ということ。

今回の6区に限らずランナーたちは想像を絶するスピードで走っているのだと思うと毎年、応援にも熱が入ります！！！

 

 

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