本記事は理学療法士(ランニングトレーナー)&市民ランナーである管理人が投稿しています。
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追記
2024年5月頃から「Cloudrise」も登場しました!
「Cloudrise」については別記事にて解説します。
Cloudneo Cyclonとは
スイス生まれのランニングシューズ・アパレルを中心に取り扱うOn(オン)から「Cyclon TM」がはじまりました。
遂にランニングシューズにもサブスクが登場です。
- 3,380円/月
- 交換目安は走行距離600kmもしくは6ヶ月程度の使用
シューズの消耗により交換が必要な時期になれば、また新品と交換するという循環型のランニングシューズです。
使用済みのシューズはリサイクルに回され、環境保全にも貢献するという画期的な製品です。
シューズ名は「Cloud neo」
-リサイクル可能-
必要な原材料、CO2、廃棄物をすべて減らせるので、環境負荷を減らせます。
-革新的-
Cloud neoはトウゴマの種からできています。本当です。うずら豆みたいな形の種がランニングシューズになるんです。
-軽量-
Cloud neoは重さ260g以下。トラックでもロードでも疲れにくいうえに、環境に優しいことで心の負担も減らせます。
トレーニングでもレースでも使用可能というランニング用に作られたシューズです。
シューズ外観
- カラーはホワイトのみ
- ドロップ:9mm
- スタックハイト:33mm
- サポート性:ニュートラル
- 前足部はロッカー形状となり蹴り出しをサポート
アッパーやタン(ベロ)の素材は柔らかくストレッチ性があります。
おかけで履き心地は非常に良い◎
フィット感がすごく気持ち良く、他のシューズよりも圧倒的に好きな感触です。
着脱の際に履きやすく、ストレスフリー。
通気性も良さそうです。
サイズ感ですが、私の足長は25.0cmに対して25.5cmは若干タイトに感じました。
私の場合、その他のシューズはNIKE:26.0cm、adidas:25.5cmを使用していることが多いのですが、Cloud neoに関しては26.0cmで丁度良さそうな感触です。
とてつもなくタイトというわけではなく、ある程度ストレッチ性のある素材も使用されているため25.5cmでも全然ストレスなく履けます。
シューズの性能
重量は25.5cmで237gほど。
私が主にジョグで使用している現在のシューズとの比較ですが、
・NIKE リアクトインフィニティラン フライニット3[270g]
・NIKE ズームフライ5[281g]
重量の視点では、Cloud neoの方が明らかに軽いです。
クッション性
履いた感覚としてはやや固め。
柔らかいクッション性を求める人には不向きです。
個人の印象としてはadidasのアディゼロジャパン6やasicsのメタスピードエッジに近い感覚です。
反発性
反発性はまずまず◯
さすがにカーボンプレートシューズには劣りますが、それ以外で比較すれば良い方に入るでしょう。
全体的な印象としてはasicsのメタスピードエッジに近い印象です。
ロードのジョグとトラックでのスピード練を行いましたが、個人的には両方使えます。
どちらかと言えば比較的短〜中距離のスピード練習に合っているかなという印象です。
夜のEジョグにてOnのサブスクシューズを使用。
反発○
接地感覚はやや硬め硬さ、反発の感触はasicsのメタスピードエッジに似ているかな〜、という印象。
履き心地は◎使い込み具合にもよるが約10,000円〜約18,000円でこの質はお世辞抜きでめちゃ良い。https://t.co/MLXqrOWUbp#On#cloudneo pic.twitter.com/s7qhgJr1Pg
— イマリ@アクアラインマラソン&湘南国際マラソン (@myrunning_imari) October 22, 2022
評価(総括)
Onのホームページでも”高性能シューズ”を謳っており、品質には力を入れた製品になっているようです。
耐久性の面では600kmほどの耐久性を持ち合わせており、トラックでもロードでも使えるシューズという位置付け。
On独自のcloudTecも導入されており衝撃をソフトに吸収しつつ、素早い反応を可能にしているとのこと。
実際に走った感想としては確かに普段のジョグでも使えるしポイント練習(トラック)でも使えるしというシューズで、オールインワンの1足という印象。
「あまりたくさんシューズを買えない、持ちたくない」、「使い分けの仕方がわからない」などの場合は1度試してみる価値はあります。
私の使い分けを例に挙げると、以下のような形です。(2022年10月時点)
NIKEリアクトインフィニティラン3もしくはCloud neoを普段のゆっくりジョグに使用。
軽めのポイント練習でCloud neoもしくはNIKEズームフライ5を使用。
強めのポイント練習やレース前の仕上げにNIKEヴェイパーフライネクスト%やadidasアディオスプロ2を使用。
実質負担の面では期間的には6ヶ月経過すると交換可能となっているため1足に約20,000円ほど必要となります。
決して安い価格設定ではありません。
ただし、600kmという走行距離でも交換可能目安となるためCloud neoで月間200kmほど走行すれば約3ヶ月で交換可能目安に到達します。
現在は600kmほどの使用で6ヶ月を待たずに交換に対応していただけるとのことなので月間200kmペースで使用すれば実質10,000円ほどになる計算です。
最近のシューズは高性能になっているという嬉しいメリットの反面、価格が上昇しているというデメリットもあります。
練習用のシューズでも15,000円前後は当たり前、下手をすれば20,000円ほどかかる世の中になってしまいました。
シューズはランナーにとって大切な相棒のような存在であり、妥協はしたくありませんが消耗品でもあります。
20,000円前後のシューズを頻繁に新調できないランナーは当然ながら大勢いますし、消耗したシューズを使い続ければ故障の危険性も高まります。
そんなランナーにとっては高性能シューズを比較的安く使い続けることができる最高のサブスクリプションになるだろうと期待しています。
Cyclonに登録するには
スイス発祥スポーツブランド【On(オン)公式】で登録可能です。
step
1Onのアカウントを作成する。
・配送先住所の入力やクレジットカード情報を入力する。
step
2上記の公式ページでサブスクリプションに登録する
配送は翌日〜翌々日に届くというスムーズさでした。
step
3シューズが届いたらどんどん走る!!
・100%リサイクル可能な高性能シューズをガツガツ使いましょう!
step
4走行距離が600kmもしくは6ヶ月程度使用したら公式ページから交換をリクエストする
解約について
サブスクリプション開始後30日以内であれば登録キャンセルと全額返金を受けることができます。
ただし、シューズが新品の状態に限ります。
使用後は最低6ヶ月間の支払いが必要です。
何度か外で実際に使用したけど足に合わなかったケースなどでは約20,000円のシューズを買ったんだと言い聞かせましょう。
サイズが合わなかったという場合は変更可能です。
ただし、在庫切れの場合は待機することになります。
ちなみに
Onではスマホ用のアプリもリリースされていますが、サブスク登録に関してはWeb上でしか登録できないです。
ただ、他のアイテムを購入したりアイテムチェックの際にはアプリの方が見やすく操作できるのでアプリのインストールもおすすめですよ。
気になる点(2022/11/13追記)
約1ヶ月ほど使用して気になる点が1点だけあるため追記です。
「靴紐が解けやすい」
靴紐がサラサラしているためなのかゆるゆるになりやすいです。
靴紐を変更するという手を使う方が無難かな・・・。
改善余地があればぜひともお願いしたいですね。
最後に
今後も実際に使用した感想などを更新していく予定です。
あらためてOnの「Cyclon」に興味があれば【On(オン)公式】をチェックしてみてください。
On(オン)のランニングアイテムを要チェック!
ランニングアイテムを揃えるならOnのチェックは欠かせません!
Onは高機能のウェアやシューズ、他ブランドにはないサブスクリプションシューズまで展開しているスイス発ランナー向けブランドです。
ランナーの間でも人気となっているCloudmonster(クラウドモンスター)シリーズは安定感のあるシューズで私も愛用しています。(写真はCloudmonster2)
あとは個人的にOnのアパレルが非常にお気に入りで(高いけど)ついつい買ってしまいます・・・。
ランニング用のシャツやショーツはもちろん、私服も良い物が揃っていますよ!
ランニングを始めたい初心者から記録を伸ばしている中・上級者まで【On(オン)公式】でお気に入りアイテムをチェックしてみましょう!!