本記事は理学療法士(ランニングトレーナー)&市民ランナーである管理人が投稿しています。
SNSは苦手ですがボチボチ更新してます
X(旧Twitter)
イマリ(@myrunning_imari)
特にInstagramをフォローして応援してくださると嬉しいです!!
当ブログでは記事内でアフィリエイトによる商品紹介、広告(PR)が含まれております。
あらかじめご了承ください。
COROS(カロス)のランニングウォッチのレビュー記事です。
今回レビューするモデルは” PACE2 ”です!
世界で最も速い、そして強いランナーであるエリウド・キプチョゲ(ケニア)や日本ではプロランナー岩出玲亜選手が着用しているCOROSですが、アメリカ発の新興ブランドです。
なかでもランナー向けモデルである”PACE2”は2020年11月に発売されました。
1番のおすすめポイントとしてはズバリ、「コスパ最強!」という点です。
特徴
- ランナー向けモデル
- ナイロンバンド着用で軽さはわずか29g!
- ナイロンまたはシリコンバンドを選択可能
- GPS機能はGarminと比べても遜色なし
- 安い!(税込27,390円)
- 光学式心拍センサー採用
- 防水性能(5ATM)
実際の使用感など
届いた製品を開封するとこんな感じ。
充電用コードのみ付属、アダプタは付属なしのため注意が必要です。
USB対応のアダプタを準備しておけば問題ありません。
本体はこちら。
写真右上にダイヤル式のボタン、右下に通常ボタンがあり、計2つのみで非常にシンプルです。
専用のアプリ(後述)で右着用、左着用が選択可能です。
左利きの人でも問題なく操作できます。
ダイヤル式のボタンは最初は慣れずに戸惑うかもしれませんが、半日もあればすぐに使いこなせます。
基本操作は説明書を見なくても直感的に操作できるレベルですので安心できますよ。
外観、使用感
今回は本体(ナイロンバンドタイプ)と同時に別売りのシリコンバンド単体も購入しました。
理由は、だいぶ先の話しだとは思いますがナイロンバンドのマジックテープの消耗がどうか、特に夏場は汗を吸い込んでしまい匂いなどが気にならないかという点です。
それらを含め2つの比較をしたかったことも理由として挙げられます。
結果、バンドの感触や密着感などはナイロンバンドの方が良いと感じました。
ランニング中(5分〜5分半/km程度のJOGのみ)のブレなどは全くありません。
ただ、頻繁に使っていくとやはり汗の吸収が気になるかも・・・。
ベルト交換
と、いうことでセットで購入したシリコンバンドに交換してみます。
工具不要で簡単に交換可能でした。
慣れれば片方10〜20秒くらいでささっと交換できるのでその日の気分にあわせたり、使用用途にあわせて使いこなせます。
ランニングやスイムなどの濡れやすい場面ではシリコンバンド、普段使いはナイロンバンドがおすすめです。
(別売りのシリコンバンド)
GPS機能
※上の写真はCOROS専用アプリ画面
※下の写真はGarmin専用アプリ画面
今回は18kmのJOGを行いました。
GPSの捕捉はスムーズでそこまで時間はかかりません。
新調したCOROS(モデル:PACE2)とGarmin(モデル:fenix5s plus)を同時に着用してランニングを行い精度を比較しました。
結果、総距離の誤差はほとんどありませんでしたが、途中の1km毎のラップでは最大で10〜15秒ほどの誤差が生じることがありました。(13km,14kmのラップタイム)
その他はおよそ誤差があっても数秒程度です。
誤差が起こる理由の1つに地形などの問題はあるかと思います。
Garminは100%誤差がない、というわけでもないのですがGPSウォッチではやはりGarminの信頼性は高いことは事実です。
COROSのGPS精度に関しては許容範囲内であり(むしろ精度は高い)問題ないと考えます。
設定、専用アプリ
購入後、専用アプリをインストールします。
初期設定を進めていきますが、上記のように着用は右or左、通知ON/OFFの設定などを決めていきます。
操作は難しくなくシンプルで使いやすいです。
1km毎のラップタイムをリアルタイムに通知してくれるためボタンを押す手間は必要ありません。
ちなみに通知のタイミング(距離)は変更可能です。
アクティビティ(ランニング)データ
トレーニング後にBluetoothでスマホと接続されデータがアプリで閲覧可能です。
ペアリングもスムーズでストレスは感じません。
データはトレーニング直後にそのまま時計でも確認できます。
- 走行距離
- 運動時間
- 平均ペース
- 最速1kmタイム
- 最大、平均心拍数
- 消費カロリー
- 標高
- ピッチ
- ストライド幅
- ランニングパワー
バッテリー稼働時間
バッテリー持ちも優秀で、24時間+18kmのGPS使用のランニングでバッテリー残量がなんと約90%!!
ライト点灯などの設定による誤差はあるかと思いますが、私がこれまで着用していたGarmin fenix5s Pulsと比較するとだいぶ長持ちです。
うっかり充電忘れで満タンになっていないとランニング途中で電池切れにならないか心配ですが、その不安は解消されそうです。
別売りになりますが、充電用のアクセサリーも販売されているため用途、場面にあわせて購入しておくと安心です。
(詳細は公式ホームページでアクセサリーの確認ができますよ)
睡眠データ
睡眠中のデータも確認できます。
あくまでもスマートウォッチレベルでの測定ですが、おおまかな指標としては活用できそうです。
現時点ではApple Watchなどの他メーカー機種との比較については検証できていません。
他社のアプリと連携
- Strava
- adidas Running
- Apple Health
- Relive
- TrainingPeaks
- RQ
- Final Surge
- Runalyze
- WeChat Sports
これらの他社アプリと連携が可能です。
私はこれまでGarminを使用していたためStrava、adidas Running、TATTAで管理していました。
唯一、欠点としてはTATTAと連携していないため今後は手動入力が必要になることです。
TATTAだとシューズの走行距離管理やRUNNET経由でエントリーした大会、練習ランキングなどを見ることができてわりと使いやすかったので・・。
TATTAにこだわらなければ特に不便はありませんし、あまり重要な問題ではないですが。
結論:COROS PACE2はおすすめ
- 驚異の軽さ
- シンプルで使いやすい操作性
- 機能面で見劣りなし
- バッテリー稼働時間が長い
これだけ充実したものが3万円未満で購入できるという手軽さは魅力です。
欠点は私が使っている中ではほとんどありません。
初心者ランナーから上級者まで、レベルを選ばずに使用OKです!
購入は公式ホームページから購入をおすすめします。