本記事は理学療法士(ランニングトレーナー)&市民ランナーである管理人が投稿しています。
SNSは苦手ですがボチボチ更新してます
X(旧Twitter)
イマリ(@myrunning_imari)
特にInstagramをフォローして応援してくださると嬉しいです!!
当ブログでは記事内でアフィリエイトによる商品紹介、広告(PR)が含まれております。
あらかじめご了承ください。
本記事のキーワード:
脛骨、疲労骨折
疲労骨折の実態調査
マラソンランナーに多い故障・ケガに「疲労骨折」があります。
大腿骨に加わる荷重ストレスや筋の張力(ひっぱりの力)が反復することで負担が積み重なり疲労骨折につながります。
大腿骨の疲労骨折は珍しいものではなく症状について理解しておくことで早期対処が可能です。
箱根駅伝に出場した大学生を対象とした調査報告では1年間で約20%の選手が疲労骨折を経験していたとされています。
部位別にみると圧倒的に多いのが脛骨、大腿骨、中足骨の疲労骨折です。
相対的に数は少ないですが仙骨、腓骨、立方骨などの疲労骨折の報告もあります。
月間走行距離との関連は8月の発生件数が多く、おそらく夏合宿等で走行距離が多くなり、ダメージが蓄積しやすいためだと思われます。
疲労骨折は痛みを我慢して続けても良いことはありません。
痛みが出てから早期に練習を中断し医療機関を受診することで、結果的に早期復帰が見込まれます。
(参考)日本臨床スポーツ医学会2020,下肢疲労骨折が治癒するまでの期間:箱根駅伝出場校選手の実態調査より
脛骨(けいこつ)疲労骨折
脛骨とは「すねの骨」のことで、荷重衝撃が反復することで起こる疲労骨折を脛骨疲労骨折といいます。
記憶に残るのが2018年の全日本実業団対抗女子駅伝でのアクシデント。
2区の岩谷産業の選手がレース中に脛骨疲労骨折が起こってしまいました。
このように疲労骨折は完全に折れてしまうまでは「意外と走れてしまう」けれども痛みなどの前兆を放置して練習を続けると取り返しのつかないことになってしまいます。
発生部位
図の右にある矢印が脛骨疲労骨折が起こりやすい部位です。
比較的ランナーに多くみられるのは中央の部位になります。
図にはありませんが、脛骨の中央後方にも起こりやすいことがわかっています。
発生メカニズム
脛骨疲労骨折の大別
- 跳躍型疲労骨折(前方)
- 疾走型疲労骨折(内側〜後方)
脛骨には前方凸の弯曲があるため、荷重がかかることで脛骨前方には牽引張力、後方には圧縮力が加わります。
このストレスの違いが跳躍型と疾走型の違いにも影響していると考えられます。
ランナーに多いのは疾走型疲労骨折で、繰り返し骨に対して圧縮する力が加わることで疲労骨折につながります。
症状・検査
ランニングでの痛み
脛骨に荷重が加わるたびに痛みが出ます。
軽症、初期症状であれば歩きで痛みはそこまで感じませんが、重症化してくると歩きでも痛みが感じられます。
疲労骨折の前段階として(おそらく)骨膜炎という症状がみられます。
その段階で休養し回復に集中すれば疲労骨折は避けることができますが、意外にも「走れてしまう」という厄介な状態です。
圧痛
好発する発生部位で圧痛(押して痛みが出る)場合は危険サインです。
Hop test
片脚で10回ジャンプ(ホップ)することで痛みの有無やジャンプが可能かによって判別します。
グレード0 | 痛みなし、10回跳べる |
グレード1 | 痛みはあるが10回跳べる |
グレード2 | 痛みがあり数回しか跳べない |
グレード3 | ほとんど跳べない |
まとめ
疲労骨折の前兆は放置してはいけません。
不安な場合は、自分自身で圧痛の有無や片脚ホップテストで痛みが出ないか確認しましょう。
早めに治療を開始すれば復帰時期も早くできる可能性が高いため、迷ったら整形外科、スポーツ整形外科を受診しましょう。
ランニング用の骨伝導イヤホンはSHOKz
ランニング中に音楽を聴くことで気分を高めたり、音声サービスを利用して情報収集や勉強時間に充てるのも良いですよね。
しかし、ランニング中は耳を塞いだ状態だと自動車の音などが聞こえづらく、事故に遭う危険性も高まります。
ましてやノイズキャンセリングなんて本当に危険です!!
それを解決してくれるのが骨伝導イヤホンです!!
耳を塞がずに済むので事故の危険性を軽減することができます。
ランニングの時間をさらに有効活用
骨伝導イヤホンと相性が良い音声配信サービスがオーディオブックです。
ランニングは案外長い時間走り続けるので、どうにか時間を効率良く使いたいと思ったことありませんか?
せっかくなら音声配信サービスを使って勉強すれば効率良くランニングの時間を有効活用できますよ。
オーディオブック配信サービス - audiobook.jpと骨伝導イヤホンShokzは相性抜群。
試しに利用してみるだけでもOKです!
ランナー向けの栄養補給
練習直後の栄養補給ではカラダの疲労や筋の修復ために「素早いエネルギー補給」と「何の栄養素を摂るか」が大切です。
公式サイトをチェックしてみるとわかるように箱根駅伝常連校の東洋大学や名門実業団の旭化成など多くのランナーが愛飲している製品です。
アミノ酸の配合量がトップクラスという特徴のほかにもビタミンB群がしっかりと入っています。
このビタミンB群はランナーにとって非常に大切な栄養素なんです!!
迷ったらとりあえずコレ!と言えるほどおすすめです。
nosh(ナッシュ)
「NOSH - ナッシュ」はランナーのカラダ作りにおすすめです。
ハードな練習で疲れた後やトレーニング後の帰宅で遅くなってしまった際にささっと、素早く栄養摂取ができるというメリットがどれだけありがたいことか・・・。
メリット
- 管理栄養士監修で栄養面は心配なし。
- 定期的にメニューが更新されるので飽きる心配なし。
- 注文の回数を重ねるごとに割引が増えてお得になる。
- 冷凍なので長期間保存が可能。
仕事終わり、トレーニング終わりの秘密兵器として冷凍庫に準備しておくと便利ですよ。
ぜひ活用してみてください!